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翌朝早く起き、4駆のレンタカーでハイウエーを走る事2時間。
最初の目的地に着いた。まわりは巨大なサンドストーンの岩山がるいるいと果てしなく広がる。サンドストーンは建築用の石材になるそうだ。岩かげからいまにもインディアンが出てきそうな雰囲気。ジョニーの話によると10年前に来た時はきれいな紫の石がたくさん採れたそうだ。 |
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リボンジャスパー?
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でも、その時は自然の乾いた川床を行くラフロードだったそうだが、きれいに道路が出来ていた。川床は雨がふり水が出た時いろいろな石が運ばれてきてたまりやすいそうだ。
2人でたんねんにめぼしい石を割って歩いたが、残念ながらジョニ−の言うきれいな紫の石はみつからなかった。
「ジョニ−。DON’T MIND。」
そのかわりリボンジャスパーという石を採る事が出来た。 |
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VALLEY OF FIRE
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PETRIFIED LOG
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帰りはVALLEY OF FIREという所に木が化石化した「PETRIFIED LOG」を見に行く。
昔は無造作にたくさん採れたそうだが、今は公園の中で厳重に管理されている。 |
ジョニ−はとても目が良い。若い時は視力が4.0あったそうだ。
アラスカで夜、川の中の泳ぐサーモンを見つけることが出来るそうだ。ドライブの途中で、突然ジョニーが「あの山の左側の斜面にグリーンの岩盤がある。ちょっと行って見よう。」
と言う。「どこ、どこ、わからない、どこ。」
良く目を凝らして見るとグリーンの岩らしき物が見える。
でも疾走している車の中から良く見つけられるものだ。
歩いていても「これ多分野生の山羊の糞。」と言う。
「ほんとにジョニーは野生児だ。」 |
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その晩ジョニーの兄妹と一緒にディナ−をする事になっていた。
楽しみにしていたが、行き違いでその晩は会えなかった。
「今日は石も採れなくて、兄妹にも会えない。なんて日だ。SIT!」とジョニー。
「ジョニー。人生ついてない日もあるよ。ケセラ・セラさ。」
2人でとびきり旨いステーキを食べた。 |
次ぎの日はGEM TRAILという石のガイドブック(アメリカには石の採れる場所が載っている本がある。)で調べ、ラスベガス郊外のHENDERSONという町へ。
GREEN JASPER、
AGATE、SELENITEが採れると書いてある。 |
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ジョニーの口癖で「アッララー、アッララー。」とたまに可愛い声で言う。何か困った時に言うのだ。
その場所が近ずくにつれ、住宅地が山の麓までせまっていた。
昔は砂漠だったそうだ。ジョニ−が「アッララー、アッララー。」何かまたやな予感がしてきた。
でも、幸いに住宅がすぐそばまで建っていたが、そこからは無傷の大自然が広がっていた。 |
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| 先行者がいたらしく、あちこちの岩がハンマーで割られている。2人で夢中になって捜しまわり、グリーンジャスパーと瑪瑙が採れた。「さっそく日本に帰ったらポリッシュ(研摩)しよう!」とジョニー。 |
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石をハンマーで割ると、
そこには瑪瑙の層が。

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グリーンジャスパー

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| その晩ジョニーは10年ぶりの兄妹との再会。ジョニー、お兄さん、妹、いとこと5人でDINNER。妹さんも石が大好きらしく話がはずんだ楽しい食事だった。妹さんはテキサスに住んでいらして、きれいな水晶の採れるアーカンソー州のすぐ近くらしく、今度機会があったら御一緒しましょうという事になった。 |
帰りにサンフランシスコエアポートでちょっとしたトラブルがあった。
イミグレーションで中国系アメリカ人のオフィサーが、首からぶらさげていた水晶原石のペンダントトップを見つけて、突然つかみ「コレハナンダ!アブナイ!」とか言いながらわめきだした。 |
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「危ないのはおめーだろ!こちとら江戸っ子でー!おまえの顔に2ツ付いている光った物はガラス玉か?」
とは言わなかったが、「ディス イズ アクセサリー! ディス イズ ノット ウエポン!」。でも掴んで離さない。「しょーがねーなー、このタコは。」と思っていると、ライフルを持った兵隊が近づいて来た。
ジョニーがなにやら指を立て、英語でフォローしてくれた。
「行って良い!」と兵隊がアゴをしゃくった。ジョニ−に「何と言ったの?」と聞いたら「オレノ ユビ ノガ コワイネ トイッタラ オマエノ ユウトオリ ト イッタヨ。」と言ってケラケラ笑った。アメリカは今ピリピリしている。
ちょっとあわただしかったが、大変エキサイティングで充実した旅だった。
帰りの飛行機の中でジョニーといろいろな事を話した。
「ジンセイ デ IMPORTANT THING ハ DREAM&CHALLENGE ネ。」とジョニー。
“JONNIE.REALLY I THINK SO.
HAVE A DREAM & CHALLENGE IN FUTURE.” |